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UVオフセット印刷のご案内

UVオフセット印刷で印刷している主な商品

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化粧品パッケージ、芳香剤パッケージ、クリアファイル、
下敷きなどプラスチック・硬質フィルムを対象に印刷を行ないます。


印刷可能な材料の厚み

材料
厚み(mm)
PP(ポリプロピレン)
0.20~0.95
PET(ペット)
0.20~0.80
PVC(塩化ビニール)
0.20~0.60


樹脂印刷で原反にキズがつきにくい

以前までの樹脂へのUV印刷では、印刷中に原反(用紙)にキズが付いてしまう事が問題となっていた為に、クレームの対象となることが多くありました。
当社が導入したUVオフセット印刷機であれば、従来の印刷機より給紙方法が格段に改良された為、原反である樹脂へのキズがつきにくくなりました。


温度・湿度管理

硬質フィルムの扱いには必要不可欠なことがいくつかあります。その中でも温度と湿度の管理は欠かせないことの1つです。2005年のUV印刷機導入時に室内の温度・湿度管理システムを同時に導入しております。(グラビア印刷工場には既に導入済みです。)これによって、印刷対象である原反の安定を図る事が可能です。

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色管理

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弊社ではインキ調色システムを導入しております。正確な色の濃度管理と、一度行なったことのある印刷物の色の管理をシステムを利用して行なっています。 また、UVオフセット印刷機(1号・2号共)にデータを蓄積することにより、印刷機自体の機能で調整を行います。2台の印刷機とCTPシステムを1つのサーバで管理することにより、印刷機間での誤差も抑えることができます。 上記によりインキデータ・版データ・印刷データを管理し、1度行なったことのある印刷に関して、より正確な色の再現を可能としました。

UVオフセット印刷+枚葉グラビア印刷によるメリット

当社であれば、UVオフセット印刷機で印刷した後に、枚葉グラビア印刷による金・銀・パール印刷をすることによって、さらに色鮮やかなメタリック色(虹彩色)を表現することが可能です。
他商品との差別化を図るためにお役立て下さい。

補足:UVオフセット印刷の金・銀印刷はどうしても金は黄土色、銀はグレーに見えていまします。

多くの素材に印刷可能

UV印刷は一般のオフセット印刷機より多くの素材に印刷可能であるのが特徴です。さらに、インキの改良により樹脂へのカラー印刷もより鮮明に印刷できるようになりました。プラスチックへの写真・画像の印刷は一般的です。

硬質フィルム印刷のスペシャリスト

当社UVオフセット印刷工場では、PP・PET・PVCなどの硬質フィルムや紙粉の出ない蒸着紙やユポ紙などを専門に印刷しております。紙粉の出る用紙への印刷はこういった透明フィルムに付いてしまうので、印刷を行ないません。(枚葉グラビア印刷による紙への印刷は社内にて行っております。) 印刷機内の紙粉は皆無です。 紙へのUVオフセット印刷も受注しておりますが、社外UV印刷工場と互いに協力することで行っております。

不純物混入の問題

油性インキでは欠かせない裏付き防止パウダーが不要で、更に硬質フィルム印刷等を専門としていますので紙粉は皆無です。不純物の混入を嫌う食品や化粧品などのパッケージ印刷に向いています。また、キズの防止にもつながります。

硬質フィルム印刷の歴史

UVオフセット印刷機導入は2005年ですが、それまでのグラビア印刷による樹脂印刷に対する知識・ノウハウ・経験を蓄えております。
印刷は原反あってのものです。その原反は国内のみならず海外から輸入するものも少なくありません。同じ品名であっても、どこで製造されたかによって状態は様々です。また、輸送手段や季節の変動によって、その状態は変化します。さらに印刷中にもその変化は起こります。それらの条件に常に合わせた印刷を行う為に知識・ノウハウ・経験は必要不可欠です。
経験不足、知識不足のために硬質フィルム印刷で失敗される方が多くいらっしゃいます。その失敗は、ほんの少しの変化によっても起りうるからです。印刷以外にも温度・湿度の管理から原反の特性・流通、インキ特性・相性など様々な要因によって成り立っています。当社の印刷は、原反の製造段階から始まり、搬出までを含むと言っても過言ではありません。そこまで、ある程度把握していなければ、硬質フィルムの印刷は高い基準では行えないということです。

速乾性

印刷工程の中で硬化乾燥するために後工程の加工へスムーズに移行できます。    但し印刷する原反の状態や使用しているインキによっては、UV印刷であってもブロッキングなどを起こす可能性があります。その場合には、セイロ割り等細心の注意を払いながら印刷物を扱いますが、印刷後に時間を置いて移動させなければならない場合も多くあります。 これらも知識・ノウハウ・経験を蓄えていないと対処することが難しいことです。それだけ微妙なのです。

耐褪色性

耐光性インキや超耐光性インキを使い屋内外用の直射日光に強い印刷物を印刷することができます。

印刷サイズ

印刷可能用紙寸法  最大W1020×H720mm
          最小 W500(480)×H350mm
印刷可能範囲    最大W1000×H700mm
但し原反の種類や厚み等によって多少変わりますので、必ず確認をお願いいたします。