枚葉グラビア印刷へのこだわり
積極的な研究でグラビア印刷を深く追求します
近年グラビア印刷は、その豊富な表現力と多様な対応によって出版物はもちろんあらゆる素材への印刷方法としてその応用分野を広げています。
ことに包装用資材への印刷は、特殊印刷の名のもとに流通構造の変化がもたらす莫大な需要を背景として、質量共に大きな発展を遂げてまいりました。
現在印刷業界では、オフセット印刷が主流をなし、グラビア印刷と云えば輪転グラビアと思われがちですが、当社は日本国内でも数少ない枚葉
グラビア(通称板グラ)を60余年にわたり取り組んでおります。
枚葉グラビアひとすじに
わが国にグラビア印刷が導入されたのは1906年ですが、本格的に利用されたのは第二次大戦後で、アメリカの文物が流入し社会情勢が安定した1950年ごろです。
ちょうど当社の誕生も時を同じくしての創業であり、初期のモノクロから現在のプラスチック全般に至るまで
広くカラーグラビアが普及し、グラビアという印刷用語は現代用語として通用するようになりました。
わたくしたちの会社は、このグラビア印刷の製版と印刷(なかでも枚葉グラビア)を専門とする工場で、
消費者ニーズの多様化、高級志向により、その技術力は一段と高い評価を得てきました。
高度情報社会の中で需要構造の変化によるユーザーニーズへの対応は、これからも日々努力を重ねてまいります。